音楽鑑賞 [授業]
四年ぶりのお仕事 [授業]
お弁当作り実習2 [授業]
調理実習 [授業]
6年生ともなると美味しそうなお弁当がつくれるのですね。普段、保護者が作ってくれるのを食べているのですから、カラフルで詰め方も上手です。
ほうれん草のお浸し・じゃがいもと豚肉のオイスターソース炒め・じゃがいもと豚肉のカレー炒め・さつもいもサラダ・かいわれともやしのポン酢あえ・ピーマンの肉詰め・ミニトマトのハム巻き・・・・・・各グループいろいろなおかずが出揃いました。かわいい楊枝やシリコンの容器などがあり、これもイマドキのお弁当です。
これを見たもう一つのクラスはプレッシャーです。「1組がこんなにうまいとは思わなかった!」と言ってあわてて計画を練り直すグループまで出現。
フェンシング観戦 [授業]
勤務先がフェンシングの試合会場に近いこともあり、人数合わせ?として見に行かされました。
地味そうだしルールはわからないし、有名選手は出場しないし・・・・・。と乗り気ではありませんでしたが、目の前で試合を見るとスピード感があって面白いこと!その上試合をする場所がせまいので、見る範囲がせまいのでわかりやすいのです。幅が1.5メートルで長さが15メートルの長方形で試合をします。
人生初めての観戦でしたがとても楽しめました。それに審判のしぐさがのんびりしていて、笑えました。
43℃じゃ! [授業]
博士のなげきの歌 [授業]
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パパパ [授業]
「おごった人間」とか「しいたげられた人々」 [授業]
さて、子どもたちはこの「おごった」という意味がわかりません。前後から考えて「ラーメンをおごる」という意味とは違う・・・・・ということはわかるのですが、正確な意味がわかりません。そこで、見に来てくれた先生にふって、喋っていただきました。そのとたんに、子どもたちが「ふ〜ん、そっかぁ〜」と深く頷きました。感激したのはその先生。「あんなに素直に反応されるとうれしいわ」見ていた私もそう思いました。つぎに「しいたげられた人々」という子どもにとっては、むずかしい言葉が出てきます。これは一人だけわかって、みんなから「かっこい〜!」と言われて喜んでいました。
♪オキクルミと悪魔♪ [授業]
私の大好きな曲の一つです。
「とんまでばか」という歌詞がでてきます。今のご時世、そんなことまで心配しなければならなくなりました。現実の世界で言えないからせめて歌の中で言葉を覚えてもいいかな・・・・・と軽く考えていますが、身を守るにはもっと言った方が良いのかもしれません。
卒業式練習 [授業]
少人数づつ立って、自分の分担のところを言います。
6年間親と学校に来て毎日大泣きしている子どもも今日は一人で座って、卒業証書を受け取れました。
登校を渋って、今日もウサギ小屋前から暫くの間離れなかった子ども、ADHDで大騒ぎのO君も、肋骨や腕を折って一度も練習に参加しなかった子どもも、みんな揃って笑顔で、卒業していきました。
まつり [授業]
今年も学校のお祭りが、先日終わりました。
6年生と1年生がペアとなって、いろいろな企画をして、準備をします。音楽室でいろいろと作業をしました。1年生が生意気な格好をして新聞を読んでいました。この新聞はこのあと丸めてゴルフのボールとなりました。
しかし、1年生にできることってあまりないのです。あきてしまいました。
自分のクラスに来て貰えるように、宣伝もしなければなりません。
スーパーハイテンション・タイムターゲットとは・・・・、目をつぶって10秒たったら手を挙げる。ただそれだけのことです。でも、夢中になって何回も挑戦していました。
ちなみに一等は10.26秒でした。
こうやって、一日楽しく過ごしました。
10月のO君 [授業]
毎年の市内音楽会に向けて合唱部活メンバーの募集を9月末にしました。毎年60人くらいですが、今年は多そうな気配でしたので70名募集しました。あっというまに定員に達しました。でも、遅れて入部希望をする子どもも何人かいました。1週間遅れで入部希望申込書を持ってきたO君。担任のST先生が許可したのだろうと思って不本意ながらOKしました。後になってST先生「なんで、許可したのよ。もう募集期間が過ぎたといって断るかと思ったのに。どうするのよ、だれが面倒見るのよ!」
私「大丈夫よきっと続かないわよ。一週間ももたないわよ。」
ST「そうよね〜」
二人でO君をつかまえ「O君。音楽会に行くってことは練習に出る。音楽会の会場でちゃんと座っている。ということよ。」とこんこんと諭しました。
私たちに目を合わせないO君。「おれだってできる。」
と言った次の日の朝、10分遅れて練習にきたO君に
私「おいおい、最初っから遅刻か!」と嫌みを言い「初日でめげたか。よしよし」と心の中で思う。ところが、10月の今日まで遅刻をしたのはその1回だけ!放課後練習も1回さぼっただけ!他の子どもは何回やったことか・・・・・。今では大きな口を開けて歌ってます。一人ひとりで歌うときも歌うのです!
この4年間、授業中は暴れ回り、他の子を殴りまくり、奇声を発していたのと同一人物とは信じられません。先日は一番前にきて立っていました。その時!私が指揮をしようとする手に触るのです!(ふざけて指揮をさせないで、練習をしないように。)普通の6年生男児はこんなおばさんには触りません。という話を担任にしたら「そうなのよ、今日はO君も含めてしっかりPCの調べ学習ができたから、10分はフリータイムでH系やゲーム系以外を好きに見て良い!といったら。O君が『先生ありがとう。』といって肩にさわったのよ。お礼を言うなんて初めてよ〜。明日雪かしら〜」
音楽の授業はちゃんと歌います。他の授業もよくやります。ST先生と「いつ、うっちゃりをくらうのだろう・・・・」と戦々恐々です。またO君が元にもどっても、良いときもあったわね・・・という思い出のなかで耐えていこうね。と言っているところです。期待してはいけない。ということを肝に銘じておかないと。
今日は全校生徒の前でお披露目をしました。他の教師達もO君いい顔して歌ってたわ。とニコニコ顔。校長はこんなに調子が良いんなら「年間部活をやったらどうか。」ですって。まったくもう!「毎朝7時に家を出る生活は続けられません。」と言って断りました。
これからどうなるのでしょう。
7月のO君 [授業]
ADHD&アスペルガーのO君。6年生になりました。相も変わらず「バカ!アホ!死ね!!」の連発です。そんなことぐらいでは、だれも傷つかないくらい回りはたくましくなりました。(教師もね)今日も授業にあきてきて、木琴のバチでそこいらを叩こうとした矢先「O君は太鼓だったでしょう、用意をしなさい。」と私が言った途端に「にこっ〜」と満面の笑み。O君は結構リズム感が良いので、太鼓は得意です。全員で練習を始めました。
「じゃあ次は、アコーディオンだけで。」と私。「おれはやるのか?」とO君。「あなたはいいのよ。」と言うと「ああよかった!」(これはやりたいというサインだ)次からは、木琴とO君。リコーダーとO君。こういうときは素直に指示を聞きます。「だんだん早くなるから気をつけて!」「たまにリズムが狂うよ。」と言ってもうんうんと頷くO君。4年間、彼と授業をしていますが、めったにない授業風景!!!!!!(もしかして、はじめても・・・・)
実は昨日このクラスの担任STに私が「STさんのクラスにしては今年はとっても楽器が上手よ。4年前に担任したあのクラスとは大違いよ。」という笑い話をしたところでした。そんな話をしていたとは知らない子どもたちは、今朝ST先生に「今日の音楽の授業見においでよ、俺たちほめられたんだぜ!」と言ったそうです。
というわけで、授業を見に来たST先生も大ニコニコで、たくさん子どもたちをほめて授業は終わりました。
ところが・・・・・・・・・・・。
次の時間Oくんは切れてしまったそうです。ST先生に向かって「おまえなんか死んじまえ!俺の前から消えろ!近寄るな!」など、他にもここには書けないようなことを言い、クラスの子どもたちにも悪口の限りをつくし、大興奮。とうとうO君は給食も食べられなかったそうです。
放課後ST先生は涙ぐんで私と話をしました。「3時間目はあんなに調子よかったのに。気分良く4時間目も過ごせると思ったの。」でも、3時間目の授業が終わって10分後には全然落ち着かなくなってしまったそうです。ST先生が「もう少し静かにしていて。」と言ってもこういうときは全くだめ。挙げ句の果ての悪言雑言。
「でも、興奮が収まって、6時間目が終わったら、もう何事もなかったよう、じゃあな、と言って帰って行ったわ。病気だとわかっていても、わからないわ〜。」
「O君の悪口の限りは見捨てないでくれ!というサインなんだから、そう言っているあいだはあなたを嫌いな訳じゃないから・・・・。」と言って励ましました。
毎日、こんなことが山のようにある学校です。
○○もおだてりゃ・・・・・・ [授業]
6年生と「オランダいちごの歌」を歌った。とても良く歌っていたので、あっさりと「上手だね」とほめました。子どもたちは「俺たちは、勉強も運動も良いのさ!」と自慢げ。「そうだよね。みんなは顔も良いし、性格も良いしね」と私が持ち上げたら大受け!「ないない、性格悪いよ。」と言いながらニコニコ。「そんなことないよ、かわいいよ!」とまた、持ち上げたら冗談とわかっていても、みんな嬉しそう。おもしろいので「みんなは良い子で担任の先生に怒られたこともないし、わたしにはこんなにほめられてすごいね。」ともっと持ち上げました。
放課後、担任から「とっても嬉しそうに帰ってきましたけれど、あの子たち、なにしたんですか?」ですって。顛末を話すと「ありがとうございます。そう言っていただけて、気分良く帰ってきました。担任はそんなこと言ったことないですから。」
私に余裕があるとこんなことも言えるのですが、普段は忙しさに紛れて軽口をたたく暇もない。
ところで、6年生どのクラスも「オランダいちごの歌」が気に入っています。ちょっと暗くて、ロマンティックな歌詞。あの年頃の子どもたちのあこがれなのかもしれません。